法律・経済の両面からサポートできる弁護士へ
「世の中の役に立つ人間になれ」と言われて育ち、弁護士を目指して法学部への進学を決めたのは高3の頃でした。
大学では法律相談部に所属し、市民向けに無料法律相談を行っていました。
何も資格もないただの学生の私に、毎週多くの市民の方が相談に来られるんです。
その時初めて「弁護士ってすごく相談しづらい存在なんだ、敷居が高いんだ…」と肌で感じました。
資格取得後の6年間は、大阪にある上場企業・大企業の顧客を中心とする事務所で研鑽を積みました。
仕事は面白くやりがいもありましたが、顧客一人ひとりの顔は見えない毎日。
自分が掲げていた「敷居の低い・相談しやすい弁護士になる」という目標との乖離を感じ、30歳で帰郷を決意。「中小企業診断士」という資格を取得しました。
弁護士は、企業が倒産するか再生するかの瀬戸際にも携わるんです。
ただ、法的には関わるものの、経済的にアドバイスができるような知識も能力もありません。この資格の取得によって、法的にも経済的にもお手伝いができるのなら、今以上に地元の皆さんの役に立てると思い、勉学に励みました。
今では、県内100社以上の企業で顧問弁護士を担当させていただき、双方からのサポートを実現できています。
Be winとの出会いと印象
Be winとの出会いは2017年です。成長が加速していたタイミングで、河村社長からご連絡をいただきました。世の中にインパクトを出すぞと考えておられた時期かな。
私の顧問先は、大小様々な規模の会社がありますが、その中でもBe winは「常に新しいことにチャレンジしよう」という姿勢がある企業です。
と同時に、リスク面で専門家に細かく確認しようという慎重さがあります。
経営陣だけでなく、若い社員さんからも法律面でのご相談をいただいています。
Be winは、勢いと慎重さのバランスがよく、社員の皆さんの成長意欲が強い、県内では珍しい体質の企業だなと感じます。
そのような組織を率いる河村代表は、新しいものを積極的に取り入れていく姿勢を持つと同時に、常にリスクヘッジを考えて「人の意見を聞く」ということを徹底されています。
上場準備で様々なブレインがいる中、各種専門家を揃えて進めている、そこが素晴らしいです。
謙虚さもありつつ、自分のブレない芯もあって、私と議論になることもあるんですが、社長の熱意に言い負かされるというか…法的に譲れはしないけれど、その分ディスカッションができるんですよね。私も勉強させられることが多いなと感じています。
若いビジネスリーダーや求職者の皆さんへ
成長企業は変化が多いです。
人も状況も目まぐるしく変わりますので、時に辛く感じることもあるかもしれません。
今や仕事も100年時代などと言いますが、自分のキャリアを形成していく上で、様々な仕事や人に関わることが、その人の成長の糧になります。
河村社長もこれまで色々な失敗を経験されているはずです。
だから、ある程度の失敗を許容する土壌がBe winにはあって、そこで社員のみなさんが日々切磋琢磨されています。
ぜひ、今後のBe winには「山口県にこんないい会社があるんだ!こんなサービスを提供する会社があるんだ!」ということを、今以上に発信してほしいですね。
上場することによって、更にスピード感を持って拡大していけるんじゃないでしょうか。
いい会社は都会にしかないと思われがちですが、地方にもあるということを証明してほしいですし、皆さんには失敗を恐れずに果敢にチャレンジし続けてほしいと思います。