bewin Worker dispatching system

人と人を繋ぐ仕事は地元に資する

私は「山口に貢献できる仕事を」と思い、東京の大学からUターンで地元銀行に入行後、バンカーとして多くの経験を積ませていただきました。
勤務地は、広島、大阪、福岡、東京と県外店が多かったのですが、本部で「地域連携部」に在籍した時、「地域創生」について考える機会がありました。

持論ですが、地域創生とは「地域の人たちが、自分たちの文化や産業などを守って育みながら次世代に繋げていく」そういうことだと解釈しました。
しかし、どう実践していくかと考えた時に、特効薬がないと感じていました。
ただ、地道に人と人とを繋ぐ仕事をすることにより、化学反応が起きて、自分の想像以上の連鎖が生まれることがあります。
それを目の当たりにするうちに、「人と人を繋ぐ仕事は、地域の創生・活性化に十分資する」と思うようになりました。

人を繋ぐ仕事、人が主人公の仕事、という点ではBe winと通ずるものがありますね。

いつ何時も、当事者意識を

何か問題が起こった時、人は三通りの対処の仕方をします。

①何も気付かない人
②気付いたけど動かない・動けない人
③気付いて動く人

私自身も気付いて動きたいと思ってはいますが、なかなか難易度の高いものです。

私は、大阪支店勤務時代、阪神淡路大震災を経験しました。
地震直後、急ぎ店舗に向かおうにも地下鉄は止まって移動手段がなく、駅周辺の民家に飛び込んでバイクをお借りして、何とか支店に辿り着きました。
すると当時の支店長が既に出社されていて、混乱の最中にもかかわらず、「想定外の事態を乗り越えるために対応策を考えよう」と…。

今でもその光景が目に焼き付いています。
真っ先に自転車で到着し陣頭指揮を取る支店長の姿に「職場の長はかくあるべし」と肝に銘じたと同時に、「当事者意識」を深く考えさせられた出来事でした。

自分が当事者だという意識が心の底にあれば、仕事に対する見方や感じ方が変わります。
仕事は「やらされ感」でしてもぜんぜん面白くないでしょう? 

当事者意識を忘れない、ということを大切にしています。

地域の課題を解決する会社

東京有楽町に、UJIターン就職をサポートする施設があります。
40代以下の若い方が多く利用される施設です。

行員時代、「いざ地元に帰ろうとしても働く場所がなく、就職や移住のハードルが高い」という方々を多数目にしてきました。
Be winでの監査役のお話をいただいたのは、ちょうどそんな時でした。
「山口県への移住・定住を考える方に何かお役立ちができないものか」と考えていた頃です。

地元での求人・紹介事業を生業とするこの会社ならば、課題が解決できるのではと、快諾しました。
実際に多くの地元企業ではUJIターン者を受け入れる体制があり、県や市区町村単位での支援も充実しています。
Be winからそれを発信できている今、課題解決に一歩踏み出せたのではと感じています。

Be winのさらなる成長に期待

Be winは職員の平均年齢も若く、まだまだ伸び代が多くあります。
日進月歩といいますが、時代の流れは年々すさまじく、Be winがこの16年で派遣・紹介・広告とワンストップの人材総合会社になったのは、変化に敏感であり、変化を先取りし、変化への挑戦を厭わなかったことが一つの要因であると考えています。

変化を楽しめるほどの企業風土の中で、引き続き会社と社員が共に成長し続ける企業であってほしいです。

良い会社とは、会社の業績が伸びるだけでなく、そこで働く社員の一人ひとりが成長を実感できる会社です。
「今の自分」と「1年後の自分」、自身で確かな成長が感じられると楽しいですよね。
「本気(本当の気持ち)で目標に向き合い踏み出す」ことが大切になるのではないでしょうか。
 
地域のお役立ちに喜びを感じながら、無くてはならない唯一無二の存在感ある企業として、Be winはますます力をつけて行く会社だと思っています。
Be winを見てくださっている方には「今後とも乞うご期待!」とお伝えしたいですね。